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モセウシ トモ・ブラン 2019
moseusi tomo blanc 2019
蔵出し参考価格 | 税別3,000円(3,300円) |
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生産本数 | 331本 |
栽培責任者 | 近藤智子 |
ぶどう生産地 | KONDOヴィンヤードモセウシ農場(岩見沢市栗沢町)100% |
品種 | ピノ・グリ、シャルドネ、ゲヴュルツトラミナー、シルバーナー、アリゴテ |
農薬 | 化学肥料、除草剤不使用。 ボルドー系農薬8回と、殺菌剤1回、殺虫剤1回使用 |
ぶどう収穫日 | 2019年10月16日 |
瓶詰日 | 2020年6月8日 |
試飲レポート
試飲日 | コメント | 現状 | 今後 |
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2024/12/18 |
久々の抜栓。きりっとした酸、ライムなどの爽やかさ。熟成感は少なく、若い印象を保つ。 |
◎
○
△
×
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深みのある熟成感は期待できないが、酸があるのであと2~3年は良い状態が続きそう |
仕込み方法
垂直バスケット式プレス機で房ごとプレス。発酵前おり引き(デブルバージュ)はせずにステンレスタンクへ移し、自然酵母により発酵。MLF(乳酸発酵)も自然に経過。タンク熟成7か月。
無濾過、清澄剤、添加剤等不使用。瓶詰時に亜硫酸10ppm添加。
モセウシシリーズに待望の白が誕生しました!
一年を通して風が強く、土は乾燥しやすく、しかし雨が降ると水が抜けにくい。そして冬は厳しく、春は気温が上がりにくい。モセウシはそんな畑です。そのモセウシのぶどうだけで白ワインを作りたいと思っていました。この年に、モセウシの畑は収穫量も少し余裕があり、その機会に恵まれました。
醸造中は、なるべく余計なことはしないように、最低限の必要なことだけをするように心掛けました。2019はファーストヴィンテージになりますので、基準となるものができたのではないかと思っています。
液体は透明で淡いイエローの色調、ニセアカシア、バラ、洋ナシ、モモ、タンポポの花のイメージです。半年以上の瓶熟成を経て、はちみつやドライイチヂクの香りが出てきました。味わいは控えめですが、今後はバターなどの熟成香が出てくると予想されます。
ピノ・グリ、シャルドネ、シルバーナーは、華やかなアロマを持たない品種ですから、抜栓直後は香りを感じにくいですが、徐々にトラミナーの特徴を認めることができます。
気軽に飲んでいただきたいワインですので、ラベルはポップな印象にしました。ネーミングに自分の名前を入れたのは、仕込み当初から、このワインを私が醸造することを楽しみにしていてくれた方々のアドバイスのおかげです。そんな空気の中で育ったワインです。(本家本元のトモブランを造る余市町のS夫妻からは快く了解をいただいています。念のため…)