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ナカイ・ミュラワ 2020

ナカイ・ミュラワ 2020

nakai mullewa 2020

蔵出し参考価格 税別2,500円(2,750円)
生産本数 2,075本
ぶどう生産地 余市町登地区 中井農園
KONDOヴィンヤード モセウシ農場
品種 ミュラートゥルガウ、オーセロワ
農薬 中井農園は慣行農法による栽培
モセウシ農場はボルドー系農薬8回と殺菌剤1回、殺虫剤1回使用
ぶどう収穫日 2020年9月28日(ミュラー・トゥルガウ)
10月11日(オーセロワ)
瓶詰日 2020年12月26日

試飲レポート

試飲日 コメント 現状 今後
2024/01/20
還元が嫌いな人は△。爽やかさより、飲みごたえの印象。スターターより食中が合う。泡も控えめ
×
泡として飲むなら今。還元ニュアンスが火打石に変わるのを待つ手もありそう。

仕込み方法

垂直式油圧バスケットプレス機で全房プレスをし、発酵前おり引き(デブルバージュ)の後にプラスチックタンクにて自然酵母で発酵。発酵終了後、プレス時に冷凍保存していた果汁を溶かして加えたのちに瓶詰めし、自身の糖分により瓶内で2次発酵。無濾過、清澄剤、添加剤等不使用。亜硫酸無添加。

2019に続き2020も豊作の年に恵まれ、生産本数が初めて2,000本を越えました。晩夏から秋にかけて暑い日々が続き、ミュラー・トゥルガウは早い段階で酸が落ち始めたため、糖度にはある程度目をつぶり早目の収穫をお願いしました。その分オーセロワはいつもより少し遅く収穫し、全体のバランスを取りました。

結果的にアルコール度数が10%を切ったのは初めてのことで、ごくごくと飲めてしまう清涼感のある飲み心地は、ある意味危険なレベルかもしれません。淡い柑橘と絞ったリンゴのようなニュアンスはシードルを連想させ、夏にきりっと冷やして飲むには最適な1本です。

2021年の夏から秋にかけてが最初の飲み頃で、以降は徐々に溌剌とした雰囲気から黄色く熟成し、丸みを帯びるイメージです。2023~2025年ごろまでその変化をお楽しみいただけます。微発泡なので噴き出すことはありませんが、良く冷やしてからお飲み下さい。

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